【広島vs名古屋】レビュー:試練のごとき不運と敗戦。表裏一体の力関係は、相手の勝利に帰結した。
■明治安田生命J1リーグ第7節
11月11日(水)広島 2-0 名古屋(19:03KICK OFF/Eスタ/2,508人)
得点者:16’レアンドロペレイラ(広島)79’森島司(広島)
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印象の差は紙一重であり、裏表でもある。攻めているのか、守られているのか。ボールを保持しているのか、持たされているだけなのか。双方にとって狙い通り、あるいは想定内の状況ということもある。多くの場合は結果がその最終的な印象を決定づけることにはなるが、敗因はそこに在ったかといえばまた話が変わってくることもある。強い警戒心をもって準備を進め、広島のスタジアムに乗り込んでさらに慎重を期した試合はまさにそういった類のものになり、アクシデントがまたしても名古屋の足を引っ張ったところもあった。タラレバは禁物だが、具体的で明確なタラレバはつまり敗因にも数えられる。総合して結論づけられるのは、名古屋は自滅の要素を大きく、アウェイでの敗戦を受け入れざるを得なかったということだ。
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