【赤鯱短信】瑞穂の記憶の中に在った、鮮やかなる大敗。5年前の“彼ら”の躍動感について。
一昨日は瑞穂とACLの思い出を徒然なるままに語らせていただいたが、それだけで終わらせるつもりはもちろんない。今回は、5年前に書いたある一本の原稿を再掲するような形で、筆者の中に鮮やかな瑞穂の記憶の一つについて語らせていただければ幸いだ。
2015年6月3日、西野朗監督体制2年目のシーズンのことである。試合はヤマザキナビスコカップの予選Bグループ最終節、神戸との対戦が瑞穂競技場で行われた。相手は当時、ペドロ ジュニオールや渡邉千真、森岡亮太にチョン ウヨン、増川隆洋など重厚なメンツを抱える強烈なチームで、その相手に対して名古屋は大胆なターンオーバーをもって挑んでいた。この試合が、とにかく楽しかったのである。当時の筆者のレビューには、その状況がこう書き出されている。
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