赤鯱新報

【柏vs名古屋】レビュー:勝利の形はまさに“ミッション・コンプリート”。求めた勝算そのままに、勝点3は名古屋の手に。

■明治安田生命J1リーグ第31節
12月5日(土)柏 0-1 名古屋(14:04KICK OFF/三協F柏/4,991人)
得点者:51’相馬勇紀(名古屋)
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完遂の二文字がぴったりの、マッシモ名古屋の真骨頂たる試合であった。こういう試合の時、なぜだか米本拓司は予言者になる。「我慢比べじゃないけど、そういうことで負けないように」。奇しくも試合終了後に中谷進之介も同じ言葉を使っていたが、チームカラーの一つである守備の堅さを担う男たちは辛抱強く柏と戦い、虎の子の1点を安定感抜群に守り抜いた。そう、彼らは“守る”だけではなく、勝点1を3に変え、それを“守り抜く”ことを完遂できるチームなのである。

今シーズンのJリーグを代表する点取り屋と強力な攻撃ユニットには、最大限の警戒態勢を名古屋は敷いていた。

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