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赤鯱新報

【赤鯱新報的2020年MVPインタビュー】稲垣祥「自分たちの強みや拠り所を見失わず、さらなる発展を」第3回

2年連続の残留争いから、アジアへの挑戦権を得る3位へとジャンプアップした2020年。躍進の原動力の一人として際立ったパフォーマンスを見せたのが、移籍1年目の稲垣祥だった。ある時は堅守を支える中盤守備の要として、ある時には攻撃に厚みを加える援軍として。背番号15がマッシモ名古屋の中で担ってきた仕事は多岐にわたり、かつ高い効果を挙げてきた。そこで赤鯱新報的には彼をシーズンMVPと認定。過酷で特別な1年を振り返り、稲垣という選手の思考にも迫ろうとインタビューを行なった。知性と理論が入り混じる独特のサッカー観と、その眼を通した2020年の名古屋の見え方、捉え方。そこにはチームが進むべき次のステップが、示されているようでもあった。

第2回はこちら

第3回 「JとACL。戦い方をうまくアジャストできるかが大事になる」

Q:昨季の稲垣選手を見ていて思ったことなんですが、ボールタッチ、フィーリングを大事にしているような気がしているんです。
「もちろんそこはすごく大事にしていますし、普段からそこは感覚の問題なので、それを養っているというか。自分の中の感覚はすごく大事にしています」


Q:そう思ったことの一つに、試合前のウォーミングアップでポーンポーンとリフティングを必ずしているなと。あれはその日の感覚を確かめているのではと思っていたんですね。
「ああ、そうですね(笑)。あれは毎試合やってるんですけど、高くボールを上げてリフティングをするんです。自分の力が抜けていないとあれは難しいので、タッチの瞬間でしっかり力が抜けているかを確認して、なるべく自分の力を抜くようにするのと、あとスタジアムによってはボールが上がった時のその奥のスタンドとの距離感、上にボールがある時のそういった感覚ってスタジアムによって違うので。照明がどのくらいとか、そういう眼の感覚とかの確認もありますね。自分のボールタッチ、リラックス感の確認と、スタジアムに対する自分の身体の感覚のマッチ、というところです」

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