赤鯱新報

【始動直前!チームの今を考える。名古屋グランパスver.2021戦力分析】第3回:攻撃はどのような発展を遂げるのか

1月17日に新体制発表会、そして翌18日に今季のチーム始動日を迎える名古屋グランパスは、ここまで5名の移籍加入を発表し、1名の新人獲得が決まっている。契約更新のお知らせは現時点では一人もなく、おそらくは新体制発表をもって、あるいはその直前での更新リリースとなるのかもしれない。未だチームの陣容については確定したところが少ない。だが、始動が待ちきれないので少々フライング気味に今年の戦力分析をしてみたいと思う。選手の入れ替え、補強戦略の効果も含め、2021年の名古屋はどんなチームになっていくのだろうか。

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第3回 攻撃はどのような発展を遂げるのか

名古屋の攻撃は守備とセットで考えるべきで、もちろん攻守一体が現代サッカーではベースということがあっても、その傾向は強いと感じる。前回の守備の話題でも触れたように、今年の名古屋は守備への造詣をさらに深めることが間違いなく、ボールを奪う位置によって攻撃方法が変わってくるのもまた当然のこと。激しいプレッシングとリトリートを使い分けるようになるのであれば、カウンターの距離や速さから始まって遅攻による組み立てやバリエーションの作り方も細分化していく。

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