赤鯱新報

今季初の対外試合は接戦の末の逆転勝利。「とにかく今年は得点にフォーカスしてプレーしているので、2得点できたのはとても良かった」(相馬勇紀)【沖縄キャンプレポート5日目(2/3)】

波乱の幕開けと言ったら大げさだが、“昨季の最少失点チーム”のキャンプ初戦、ひいては今季の対外試合初戦はいきなり2失点ののちの逆転勝利に切って落とした。練習試合で、45分3本の変則ルールではあったが、常にビハインドを追いかける展開には見ている側からすればソワソワもした。しかしフィッカデンティ監督は落ち着いたものである。失点の簡単さも、試合の内容も、選手の動きもすべてに情状酌量と飲み込むだけの意味があった。「内容にはある程度満足している」。この時期としては、という前提はあるが、悪いところもポジティブにとらえられるだけの懐の深さが、このチームには備わっている。

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