赤鯱新報

適度な緊張感と、いつも通りの無駄なき準備。「ここで驕ることなく、もう1回ゼロのシーズンから。一つひとつ、集中してやっていく」(中谷進之介)【2/23練習レポート】

1週間ぶりの公開練習。陽射しは強いが風がやや冷たい午後に、選手たちは開幕週のトレーニングをスタートするべくピッチに姿を見せた。

オフ明けのトレーニングに恒例の流れであっても、気合いと緊張感、そして意欲の高さがひしひしと伝わってきた。日曜日、つまり5日後にアウェイでのリーグ開幕戦を控えたチームはいよいよと言うべきか、ひとまずの公式戦に対する仕上げの作業に取り掛かった。おそらくは土曜日あたりに練習試合を行ない、リカバリー、オフ、と続けて迎えた火曜日の週初めのトレーニングはいつも通りの流れで進行しながらも、やはり要所要所に“本番”を前にした真剣味が漂った。「目標があるぶん、何と言うか向かいやすい1週間にはなっている」。中谷進之介はリラックスしながらも引き締まった表情で、プレシーズンの総まとめを表現する。

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