赤鯱新報

【名古屋vs札幌】レビュー:強者の証、1-0のスコアで札幌を撃退。勝点3の奪い方は、すでに彼らの中にある。

■明治安田生命J1リーグ第2節
3月6日(土)名古屋 1-0 札幌(16:04KICK OFF/豊田ス/9,846人)
得点者:82’相馬勇紀(名古屋)
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横綱相撲ではなかったが、相手の特徴を受け止め、跳ねのけての勝利に地力を感じたことは間違いない。敵将は「名古屋は守備力があり、質の高い選手が揃っている。昨季の0-3の負けと今年の0-1は違って成長が見える」と、勝者の強さを引き合いに出して自チームを高く評価したが、負けてなお手応えを感じさせるほどの質を彼らは見せたということなのだろう。フィッカデンティ監督もまた「このタイミングで札幌と対戦するのはすごく厳しかった」と相手を称えたが、こちらの方がより本音に近いのかもしれない。だからこそ「良いサッカーをした、勝てて良かった」という感想に、名古屋の方こそ手応えを得たのだという印象を受ける。

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