赤鯱新報

【柏vs名古屋】レビュー:無失点以上に相手を封じて開幕3連勝。重厚な質と安定感に、さらなる向上の予感が漂う。

■明治安田生命J1リーグ第3節
3月10日(水)柏 0-1 名古屋(18:01KICK OFF/柏/2,877人)
得点者:58’稲垣祥(名古屋)
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タフゲームに勝つのが強者、無失点で終えられるのもまた強者の証である。「柏との闘いは常に難しくなる」と指揮官が予想し、事実そうなった90分間の闘争を無傷で勝利に帰結させたその試合運びの確かさは、前節に増して本物の雰囲気を漂わせた。試合で起こり得るあらゆる状況を踏まえて戦い、勝率を上げる術をいくつも携え勝負に挑む。言うは易く行うは難しの勝者の論理を、名古屋は敵地でも揺るぎなく展開した。

プランは数日前から狂っていたという。

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