赤鯱新報

【赤鯱短信】編集部から発掘されたお宝資料。“17歳の彼ら”の見た目と評価が面白い。

代表ウィーク真っ只中、絶好調の名古屋は今日から練習を再開し、4月3日のFC東京戦への準備を緩やかにスタートさせている。未だ非公開練習が多いのは世情に照らし合わせれば仕方のないことで、けれど選手たちのリラックスした表情が見られないのは残念な限り。それでもチームがしっかりと回復と修正、鍛錬に励んでいることは見ないでも確信できるので、さて次にお目にかかる時にはどんな姿が見られるかと楽しみにしている。


さてそんな折、編集部の方から連絡があった。資料の整理をしていたら、面白いものが出てきた、と。送られてきた写真を見ると、それは2007年のU-17ワールドカップ韓国大会の際の、日本代表のメディアガイドという冊子だった。内容は予選リーグや決勝トーナメントの対戦カードやレギュレーション、同大会における日本代表の成績に加え、もちろんメインになっているのは日本代表チームの選手名鑑だ。現広島の城福浩監督以下、14年前の17歳以下日本代表の面々が写真と簡単な解説付きで紹介されている。これが確かに面白い。

この代表チームには名古屋に縁のある選手も多い。シーズン前にも少し話題になったが、吉田豊、柿谷曜一朗、齋藤学、米本拓司の4人はU-17代表でのチームメイトであり、今季の移籍でさながら同窓会の趣も感じられた。その他にも八反田康平や金井貢史もこの世界大会を戦ったメンバーで、何だか親近感が今さらながら湧いてくるのは何とも現金なものである。その他メンバーに目を向けると鈴木大輔や奥井諒、水沼宏太、益山司など強力なメンツがズラリと並ぶ。

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