赤鯱新報

「我々がやってきたことをやり続けるべきではないかと思います」マッシモ フィッカデンティ監督試合前記者会見の様子


○マッシモ フィッカデンティ監督
Q:前節で連勝が途切れはしましたが、負けてはいません。良い引き締めの機会にもなるかと思いますが、選手たちへのメンタル的なところでのアプローチはどのようにお考えでしょうか。
「どんな相手と戦っても闘えるチームを作っていく過程にある中で、より今年に入ってからは全体的に、どこがどうということではない強さを増していかなくてはいけないと、攻撃に関しても守備に関しても、求めてきました。その中で最初の一区切りで6連勝ができた、その作業の中で連勝ができたことには結果としてこれ以上のことはないという話をしましたが、決してその時点でどことやっても勝てる状態で、どこと戦っても試合を落としてはいけないという位置づけをしたつもりはありませんし、前節も“勝てなかった”という一言でFC東京戦を表現する必要はないと思います。逆に言えば東京という去年も苦しめられたチームに、質の高いサッカーを攻守においてするチームに、そしてチームとして戦術的なサッカーをできる選手が揃っている、素晴らしい監督のもとでそれをやっているチームに対して、決して見ていて退屈するようなことではなく、互いにやり合う、いろいろなチーム単位での駆け引きのあったゲームでしたので。そういった試合をやれるんだという部分で前向きな部分がたくさんあったと思います。これからどういう風にメンタル的な部分を含めてやっていくかということを考えるまでもなく、我々がやってきたことをやり続けるべきではないかと思います」

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