赤鯱新報

【名古屋vs鳥栖】プレビュー:強敵との連戦に名古屋は何を“勝因”と見出すか。堅守vs堅守のせめぎ合いに、期待する高度な戦いの質。

■明治安田生命J1リーグ第10節
4月18日(日)名古屋vs鳥栖(15:00KICK OFF/豊田ス)
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誰もがうすうす気が付いていることだと思うが、名古屋がこの序盤10試合で稼いだ勝点はなかなかに記録的なものである。普通なら首位。10戦無敗の上に勝率8割は控えめに言ってかなり強い。同じリーグに同じタイミングで、11戦10勝無敗のチームがいなければ、何の但し書きもなく「名古屋を止めるのはどこだ!?」なんて言われている圧倒的な成績だ。それでも名古屋は追う立場であり、だからこそ尽きることのない研鑽と修練を目前の試合に対して注ぎ込める。「そこに離されないように食らいついてということで、試合終盤になっても走りきれる」。チームの闘争心を体現する男、米本拓司が表明した王者への対抗心は、“勝つためのサッカー”という彼らの根源を強く感じさせるようで頼もしかった。

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