赤鯱新報

「我々の良いものをぶつけていくというサッカーを、気持ちの面で飲み込まれるのではなく、飲み込むというやり方をしていかなければいけない」マッシモ フィッカデンティ監督試合前記者会見の様子


○マッシモ フィッカデンティ監督
Q:非常に良い状態で川崎戦を迎えていると思いますが、川崎に対する準備というのは普段より複雑になったり、難しいものになったりしているのか、あるいは逆にシンプルなものにもなっているのか、質はどのようなものになっていますか。

「ここまでの今シーズン他の試合と比べてまたちょっと違った、より時間をかけた準備はしたんですが、ただ偶然にも日程的にそういう作業ができたというだけであって。逆に言うとどのチームに対しても全力で準備を、ここに来てからやってきていますので、それは変えることなくやっています。そういった意味では違った準備が今回はできたんですが、川崎だから特にというよりは、どこに対しても毎回リスペクトしている中でやっていますから、同じ作業をした中で、時間がより取れました、というのが今回です」

Q:長い監督生活の中でも、ここまでの注目を浴びる試合はなかなかないのではないかと思います。このシチュエーションは燃えるものもありますか。

「それはJリーグで、ということですかね? こうしてトップの2チームが直接対決で、連戦で、リーグの序盤戦でやらなければいけないというシチュエーション、そのチームの監督をするという意味で注目されているというのは、初めてのことですね。ただ今までの多くの試合でサポーターの方々、名古屋以外に過去の2チームの時にも注目の一戦、大事な試合という意味では、本当に多くの人たちが応援してくれるという気持ちを注いでくれた、注目の試合として扱ってくれた試合があったと思いますので、そこに一番、二番とつける必要はないのかなと。ただこの時期で首位攻防戦が二つ続いたということで、皆さんのおっしゃることは理解できます」

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