【名古屋vs川崎F】レビュー:予想外すぎる大一番。よもやの大敗は“名古屋らしさ”の欠如から。
■明治安田生命J1リーグ第22節
4月29日(木)名古屋 0-4 川崎F(15:03KICK OFF/豊田ス/9,693人)
得点者:3’旗手怜央(川崎F)10’レアンドロ ダミアン(川崎F)23’レアンドロ ダミアン(川崎F)84’遠野大弥(川崎F)
———–
予想外すぎる結末に、9693人の観客は驚くしかなかった。勝点差3の首位攻防戦で、首位は全試合得点、12戦30得点の攻撃力を持つ恐るべき王者だったが、2位とて12戦3失点、無失点試合10の不沈艦だった。川崎は名古屋の堅守をどう崩すのか、名古屋は川崎の猛攻をどう跳ね返すのか。1点を争うゲームになると思われた対戦が、前半23分で0-3のスコアを記録することになるなんて、誰も予想しない。川崎は強い。名古屋もまた強いが、弱みや脆さ、あるいはネガティブなベクトルを出した方が接戦は苦しむ。言わずもがな、名古屋はその駆け引きに敗れたのだ。あるいは、今日は名古屋の風が吹かなかった。
(残り 4021文字/全文: 4436文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ