【名古屋vsC大阪】プレビュー:再認識から始めたい次なる第一歩。土台を違えず、冷静な勝ち筋を。
■明治安田生命J1リーグ第13節
5月8日(土)名古屋vsC大阪(15:00KICK OFF/豊田ス)
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少し考えれば変な話である。リーグ戦はまだ24試合も残っている。それまでの14試合を9勝2分3敗の勝点29は立派な数字で、何が悪いということも好調の上で高望みするような類の考えだ。だが、たった二つの敗戦が名古屋に“リスタート”の感覚を漂わせる。衝撃でしかなかった0-4、2-3というスコアは、そのどちらもが名古屋らしいとは言えないものだった。試合そのものを振り返っての分析と、シーズンを戦う上での分析は違うとブルーノコーチは言う。敗因は成長の糧に、良かった点はさらなる武器とし、次の勝因に変えていく。「突き進んでいくその過程でこんな試合もあった、それも成長していくプログラムの中に組み込む」。酸いも甘いも嚙み分けて、名古屋は戦いへとその身を投じる。
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