赤鯱新報

【清水vs名古屋】レビュー:鮮やかなる再出発の号砲。名古屋の力をより強く、より逞しく表現した快勝劇。

■明治安田生命J1リーグ第14節
5月14日(土)清水 0-3 名古屋(14:03KICK OFF/アイスタ/8,524人)
得点者:24’柿谷曜一朗(名古屋)50’マテウス(名古屋)89’マテウス(名古屋)
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見るも無残な惨敗の後に見せるべきゲームとしては、お手本のような快勝劇だった。無失点、そして3得点というスコアだけでも完璧で、試合内容としても申し分なく名古屋の勝ち方に手応えは大きい。「全てのプレーで気持ちを見せて、意地を見せていこう。それができるチームなんだと選手たちと話した上で送り出した。そういうゲームをしっかりやってくれて、本当に誇りに思う」。新型コロナウイルス感染症からこの日が“復帰戦”となったフィッカデンティ監督は、手放しで選手たちを称え、その良質なパフォーマンスに目を細めた。再出発の地、清水は今季も、名古屋にとって素晴らしい記憶を刻み付ける場となった。

ただ闘うだけではなく、前に出て立ち向かった。それがこの試合で最も重要な勝因だったのかもしれない。

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