赤鯱新報

【名古屋vs仙台】レビュー:割り切ることもできる猛攻の末の敗戦。ならば次はという期待に、名古屋は応えられるか。

■明治安田生命J1リーグ第16節
5月26日(水)名古屋 0-1 仙台(19:03KICK OFF/豊田ス/4,999人)
得点者:42’マルティノス(仙台)
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勝敗には時として、スッパリと割り切ってしまうことで次への切り替えポイントを生み出すことも必要にはなる。強いチーム、連敗しないチームは敗戦や内容の悪さを良い意味ですぐに忘れることができ、すぐさま次への準備、次戦でのベストパフォーマンスを実現できる部分もある。全38試合の中で折り返し地点となる19戦目、仙台を迎えたホームゲームはあたかも普段自分たちがやっているような勝ちパターンをそのまま返されたところもあったが、そういう日だってもちろんあるだろう。チームが重要視したのは内容は悪くなかったというところで、「今日は全員しっかりやってくれて、ゴールが入らない日だったな、次はしっかり勝とう」と指揮官は選手たちを支えている。確かに名古屋は攻めて、支配し、また攻めた。そこで勝点3が転がり込まなかったことをどう捉えるかは、人それぞれの見方や感じ方に結局は委ねられていくことになる。

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