赤鯱新報

「今のような状況だからこそブレてはいけない」マッシモ フィッカデンティ監督試合前記者会見の様子

○マッシモ フィッカデンティ監督
Q:前節の敗戦の中でポジティブな部分として、攻撃の迫力が出せたこと、多くのチャンスを作れたことがあると思います。そこから得点に結びつけるために何が必要なのでしょうか。
「一昨日にも似たような話をした覚えがありますが、分析する上ではもちろん敗戦したということ、結果何で負けてしまったかというところももちろん考えるのですが、同時に次以降に持ち越すための個々のプレーというのは分けた状態で、このプレーは今後もするべきだという分析も同時にするべきなんですね。トータルで試合を観ることと、部分、部分で見ることと。そういった意味ではあなたの言うように、次以降に持ち越さなきゃいけない、次も続けていこうと思えるシーンは多くありました。試合も全体的に一方的だと言っていい試合になりかけていましたし。少し前の段階でこうして皆さんと話をする時には、我々もこういう風にこのチームをこういう形で持っていこうと、これをやっていこうと、実際にもやりながら結果が伴っていた時にはすべてが上手くいっているように、正しい道を歩んでいるという評価をいただいていたと思います。今のような状況だからこそブレてはいけない。全勝できるわけはないし、時期的には少し難しい時期にはありますし、試合結果を見れば上手くいっていないように見えますが、やっていることを見ればやりたいことはちゃんと表現できていたり、組織として根本が崩れてしまったりということは、今こうして残念なケガ人が出てしまった中でもあると思いますので。そこをどれだけ続けていけるかということが、強いチームになれるかどうかだと思います」

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