赤鯱新報

【名古屋vs三菱水島FC】プレビュー: 必勝を期した上で求める貪欲な試合内容。名古屋の新たなオプションは見つかるか。

■天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会
6月9日(水)名古屋vs三菱水島FC(18:00KICK OFF/長良川)
———–
誤解を恐れずに言えば、一つでも多くのトライアルを成功させたい試合になる。昨季はリーグ上位2チームのみが参加できた天皇杯は間違いのない真剣勝負として重視すべきタイトル戦だが、現状の名古屋が置かれた状況を思えば単なる大会初戦とするわけにもいかない。9年ぶりのAFCチャンピオンズリーグ初戦は22日の開幕を控え、フィッカデンティ監督によればその1週間前ほどには現地タイ入りを予定している模様。タイ、そして帰国後もいわゆる“バブル”がチームには課せられることになり、生活面でもストレスはかかる。トレーニングも思い通りにいかないことが多いであろう約1ヵ月を前に、この公式戦はただ勝つだけを考えるのはもったいない。

(残り 2078文字/全文: 2450文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ