赤鯱新報

【JDTvs名古屋】プレビュー:勝利で切り拓くアジアの道。険しいからこそ、貫き通すは名古屋のスタイル。

■AFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD1
6月9日(水)JDTvs名古屋(23:00KICK OFF/ラジャマンガラ)
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いよいよ、“16日間耐久”AFCチャンピオンズリーグがスタートする。冗談を飛ばしている場合ではないが、もはやチームはそう割り切っているところもあるようだ。練習以外ではホテルの部屋からも容易に出ることができず、食事は部屋に配られるランチボックスが基本。写真を見るとたんぱく質多めのアスリート仕様っぽさはあるものの、これが3食2週間続くと思うと遠征メンバーのストレスたるや想像を絶する。タイトヨタ、豊田通商の現地法人などの援助によって食事面にはサポートも入っているようだが、ただでさえ厳しい中2日での6連戦に、閉塞感のある生活環境が加わって、確かにこれは「サッカー選手はどこまで極限の状態に追い込んでもプレーができるのかというテストをされているような感覚」(フィッカデンティ監督)にもなるというもの。初戦のキックオフ時間が現地で午後9時という遅さも相まって、名古屋は相当に強烈なACLの第一歩を踏み出すことになる。

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