赤鯱新報

【JDTvs名古屋】レビュー:したたかに初戦でウノゼロ完遂。アジアが相手でも、名古屋の強みと勝ち方は変わらない。

■AFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD1
6月9日(水)JDT 0-1 名古屋(23:01KICK OFF/ラジャマンガラ)
得点者:60’阿部浩之(名古屋)
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提供:名古屋グランパス

勝利という結果、1-0というスコアはまずまずどころか、素晴らしい滑り出しになったと言っていいだろう。決して背伸びをせず、自分たちの文脈を崩すことなく、初めて戦う相手チームの力を測って対応した。一方的なゲームではなく、相手が良いリズムを刻む時間帯もありながら、しかし試合は名古屋の手中に収まった。全てが未知で慎重になってなりすぎることのない大会初戦で、彼らはあくまで“名古屋”であり続けたのだ。「しっかりと集中を切らさずに戦えたことが素晴らしかった」。AFCチャンピオンズリーグは初めての采配となるフィッカデンティ監督も、初戦で勝点3を奪った選手たちを手放しで称えた。

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