赤鯱新報

【RMPvs名古屋】レビュー:キャリア初のハットトリックに牽引された文句なしの圧勝。予選はここから“王手”をかける戦いへ。

■AFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD3
6月28日(月)RMP 0-4 名古屋(19:00KICK OFF/ラジャマンガラ)
得点者:26’山﨑凌吾(名古屋)31’山﨑凌吾(名古屋)45+1’山﨑凌吾(名古屋)69’齋藤学(名古屋)
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圧勝だった。と一言で済んでしまうような内容は選手の集中力と勝負に対する見極め、眼力の賜物だ。中継の解説を聞けばかなりの難しい状況でAFCチャンピオンズリーグに挑んでいるラチャブリとは、状態の良し悪しの差があるだけで実力差はそこまで大きくあるわけではないと感じた。前2戦とは違うフォーメーション、メンバー構成で試合に臨み、ポジショニングは良く言えばフレキシブル、悪く言えば自由度がありすぎる動きをしていたチームが、それでも要所を締めるようなプレーで失点以上の危機を回避していた。球際は激しいがラフさは少なく、点差がついてからのプレーも汚くなることはない。「彼らのサッカーに対する思いと、誇りというものを見せつけられた」(フィッカデンティ監督)とはあながち、リップサービスだけではないと試合を見ていて同意できる。

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