赤鯱新報

【クラブニュース】突然の獲得発表。ヤクブ シュヴィルツォク獲得について大森征之スポーツダイレクターがコメント!

本日7月20日、名古屋グランパスは現役ポーランド代表FWヤクブ シュヴィルツォクの獲得を発表した。ポーランドメディアのツイートが発見されて間もなくの公式リリースには驚いた方も多かったと思う。それは現場も同様で、報道陣へのリリースから1時間も経たないうちに大森征之スポーツダイレクターの会見が行われたことでも明らか。もちろん獲得自体は急な話ではなかったが、様々な状況の中で決まった、久々のビッグディールだったことだけは間違いない。

会見の中で大森SDはシュヴィルツォクを「“クバ”というニックネームで呼んでいただければ」と紹介し、フィニッシュワークを始め万能に活躍できるストライカーだと胸を張った。フィッカデンティ監督が望んで止まなかったストライカーの補強が成功し、名古屋の後半戦には今までにはない展望が開けてきた感もある。大森SDはこの席で「センターバックの補強も非常に重要なポイント」と明言しており、夏の移籍市場にはまだ展開があると匂わせた。まだまだ多忙と過酷さ、レベルの高さを極める後半戦の戦いだけに、強化部の奮闘にも注視しておきたいところ。

来日については未定であり、その日時が決まった上でJリーグバブルを経ての合流となる。願わくば後半戦のなるべく早い段階を望みたいが、こればかりは状況次第でしかない。我々は新助っ人の合流を、とにかく楽しみに待つばかりである。

〇大森征之スポーツダイレクター

「今日、リリースをさせていただいた通りヤクブ…“クバ”ですね。ニックネームのクバで呼んでいただければいいと思います。彼が決まりました。FWとして、当然、クラブとしてずっとリストアップしなければいけない中でも、何人かをリストアップした中で、必ず獲らなければいけない選手というところで最終的に獲得ができました。特徴は当然、ゴールが期待されるところではあると思いますが、彼の万能なFWとしての能力はフィニッシュにおける技術、あらゆるテクニックやヘディングの強さ、技術に限らずフィジカルの強さも兼ね備えています。常に落ち着いていますし、闘う強いメンタリティーも持ち合わせている、非常になかなか探すのも苦労したんですけども、こういう形で獲得できたので、期待しております」

Q:彼を見つけた経緯、いつから追いかけていたのか、もう少し詳しく教えてください。
「当然、チームとしては年初の挨拶からそうでしたが、FWはずっと補強ポイントでもありましたし、ただ誰でもいいわけではない。非常にリストアップも難しいところもありました。獲得の経緯としては昨年末からずっとスカウティングをしてきた中で、様々な選手がリストアップされてくるわけなんですが、なかなか我々のプレースタイルであったり、求めてるものであったり、彼が加入することによってチームに良い効果であるとかを加味しながら。FWがはずっと探してきました。その中で具体的にいつからといえば、だいたい5月に入ってからですかね。そのぐらいから絞ってというか、交渉のところで常に情報交換をしながら今日に至ったという感じですかね」

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