赤鯱新報

【名古屋vs神戸】レビュー:2014年以来の天皇杯ベスト8進出。“予定通りの勝利”に名古屋の復活は印象も深く。

■天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権4回戦
8月18日(水)名古屋 1-0 神戸(18:03KICK OFF/豊田ス/3,453人)
得点者:89’シュヴィルツォク(名古屋)
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試合後のフィッカデンティ監督の言葉が全てだ。「本当に気持ちいいほど、狙いがはまってくれた」。それは名古屋が実に名古屋らしく、“手堅く、したたか”な試合を再現できるようになったということでもある。公式戦で2試合連続1-0というスコアになったのはその片鱗にすぎず、対戦相手の状態もこの2戦は考慮すべきところがあった。ただそれらを差し引いても、名古屋は彼らがデザインした90分間をやり遂げたと言える。名古屋のサッカーは勝つためのサッカーだ。タスクを設定し、ミッションを完遂できたことこそが、その復調を示す何よりの材料になる。

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