【札幌vs名古屋】プレビュー:曲者にして強敵を叩いてさらなる上位進出へ。意味の異なる“攻撃”が見応えを生む。
■明治安田生命J1リーグ 第26節
8月25日(水)札幌vs名古屋(19:00KICK OFF/札幌厚別)
———–
上位戦線に踏みとどまった、ということなのだろう。前節の福岡戦を「今後どれだけ前向きになれるかを左右する大きなポイント」として位置付けていた名古屋は、その勝負に勝ってリーグ戦での順位を5位に回復した。川崎と横浜FMが一歩抜け出した感のある優勝争いには相当なブーストをかけなければ追いつけない。だからと言って今季のリーグ戦が“終わった”かと言えばそんなことはない。リーグ戦にはいろいろな目標が存在し、優勝、上位、賞金圏内そして残留と、争うものには事足らない。冷静な目で見れば現状の名古屋が狙わなければいけないのはAFCチャンピオンズリーグの来季出場権獲得であり、3位のポジションを巡る戦いから脱落しないためには、なるほど前節の勝利はたしかに重要なものがあった。9月に入れば4つの大会を順番に戦っていくような日程が待っている。一番重要なはずのリーグ戦でトーンダウンしてしまうようなことには、やはりしたくない。
(残り 2094文字/全文: 2556文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ