赤鯱新報

【名古屋vs徳島】レビュー:9月攻勢の印象深める加点劇。確信の勝利は次への強い勢いとなる。

■明治安田生命J1リーグ 第28節
9月10日(金)名古屋 3-0 徳島(19:04KICK OFF/豊田ス/4,964人)
得点者:52’マテウス(名古屋)83’オウンゴール(名古屋)89’金崎夢生(名古屋)
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思ったよりも点差が開いたなという感想がある一方で、もっと入っていてもおかしくない試合とも言えた。何しろ名古屋は3得点以外にも6度から7度の決定機を迎え入れ、そのどれもを“先輩”の長谷川徹に阻まれ続けていたからだ。徳島のチームとして戦う力を警戒点として定めていたフィッカデンティ監督も、そのエクストラなプレーには「相手のGKが個人としてすごく上手い守り方をしたので点が入らなかった」と称賛を惜しまなかった。だが、それでも90分が経過するとスコアは名古屋が3得点を奪い、昇格組の徳島の挑戦を退けている。その理由をどこに求めるかは見方によって様々で、唯一つ言えるのはそれが偶然や幸運によるものではないということだった。

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