赤鯱新報

【FC東京vs名古屋】プレビュー:油断大敵を胸に乗り込む首都クラブとの戦い。2週間後のアドバンテージも含め、闘いの意義は深く、大きい。

■明治安田生命J1リーグ 第32節
9月22日(水)FC東京vs名古屋(19:00KICK OFF/味スタ)
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FC東京、長友佑都、そしてマッシモ フィッカデンティ。この3つが揃えば話題に事欠くことはないが、試合はあくまでチームとチームのせめぎ合いである。誰か一人を重視して戦うことはなく、キーマンはいても11人の相手は等しく11人だ。名古屋のフィッカデンティ監督は「日本人で今まで海外でプレーした選手の中で、一番の経歴を持っている」と教え子に最高の評価を与えた上で、その選手に対して準備はしないと断言した。イブラヒモビッチにも、パトにも、インザーギにさえしたことがないと微笑み、古巣とのタフな試合に粛々と備えを重ねる。その蓄積こそが現在公式戦10戦9勝1分という厚みのある強さの源であり、前節でようやく戻ったAFCチャンピオンズリーグ出場圏内に踏みとどまり、さらなる上位を狙う戦いがここから始まる。

FC東京との試合はいつも厳しい。

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