赤鯱新報

【ACL総括・決勝トーナメント】アジアの本気を見たラウンド。サッカーの奥深さに屈した久々の敗退。 – 未知の相手、そして環境と戦った4ヵ月の冒険

【総括・決勝トーナメント】
アジアの本気を見たラウンド。サッカーの奥深さに屈した久々の敗退。

ラウンド16と準々決勝。もちろんもう2試合を闘うつもりだったからこそ、この2試合の“濃さ”は際立つ。グループステージの奮闘が実って1試合だけでもホームでACLを戦えた幸運は、アウェイで敗退した川崎のことを思えばなおのことアドバンテージにも感じるところ。準々決勝を戦った韓国ラウンドではタイと同様にトヨタの現地法人のバックアップを得て渡航後の補食を充実させることなどができ、また行動制限の緩和によって食事会場を使うこともできたが、ラウンド16時点でそれができたかは不明だ。少なくとも川崎はそうした環境面でもピッチ状態にも悩まされたところがあったので、一発勝負の戦いをホームでやれたことは、やはり勝因の一つでもあった。

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