赤鯱新報

「グランパスに唯一、足りなかったルヴァンカップのタイトルを勝ち獲れたことをすごく嬉しく思います」【名古屋vsC大阪】マッシモフィッカデンティ監督記者会見コメント

■JリーグYBCルヴァンカップ 決勝
10月30日(土)名古屋 2-0 C大阪(13:09KICK OFF/埼玉/17,933人)
得点者:47’前田直輝(名古屋)79’稲垣祥(名古屋)
———–
〇マッシモフィッカデンティ監督
「試合の内容よりもまずは試合を終わって、勝ったというところから話を始めたいと思います。グランパスに唯一、まだ足りなかったルヴァンカップのタイトルというもの、カップをしっかりと勝ち獲れたということ、まず国内で勝つことができる、その可能性があるもので、全てのトロフィーを勝ちとった状態にできましたので、そういった部分はグランパスもこだわっていたところだと思うので、すごく嬉しく思います。今日はそういったゲームを勝った選手たちが、この1年間、2年と言ってもいい年月で、ずっと言い続けてきましたが、サッカーをするために我慢をしてきた、色々な犠牲を払ってきたことは勝って報わわれると。そういう形になって本当に良かったなと思います。勝たないとそういった部分はクローズアップされないので。勝ったうえで『あの状況でも頑張った』と言われるのがこの国ですから、彼らのためにもこういう結果になって本当に良かったと思います。時間ごとに色々な姿を見せながら、戦術的なやり合いがあり、潰し合ったり、そういった良いゲームを互いにして、もちろん優勝したグランパスのファミリーにおめでとうと言いたいですし、サッカーファンというくくりで言えば、セレッソのファンも本当にたくさんの人が来て、すごく素晴らしい雰囲気を対戦相手ながらつくってくれたと私は感じていますので、彼らが見た自分たちのセレッソというチームが、あれだけ若い選手も多く、将来性を感じる選手たちが素晴らしいサッカーをして、本当に難しい試合になったなと対戦相手として言えます。それぐらいのサッカーを彼らはやっていましたので、そういった未来を考えても、すごくいろいろなことにつながるゲームを、二つのチームの間で提供できたのではないでしょうか。通常であれば会見というのは戦術的な部分であったり、技術的な部分であったり、どういう風に今日は闘ったかというところに触れることが多いのですが、今日は逆にあえて順番を変えて、すでに話をした部分を先に話しました。最後はやはりサッカーの監督ですので、どういう試合だったかについて話をしなければいけないと思うんですが、その時間帯、時間帯によって、我々が最初の20分間は主導権を握っていたかなと、点が入ってもおかしくないという形も作っていたのですが、前半の真ん中方終わりまでは逆に押し込められてすごく苦しい時間帯が続きました。その状況を変えるためにどうしようというところでハーフタイムにいろいろ吟味したところと、あとは後半に点が入ったタイミングがすごくよかったので、そこから良い雰囲気がすごく多くの時間で続いて。そして我々が2点目を取って、その2点目を取ったところからは上手くやるべき戦い方をできたので、しかるべき勝ち方、戦い方ができたのではないかと思います」

(残り 4451文字/全文: 5719文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ