【サッカー人気1位】クールダウンのみだったので、新シーズン…

赤鯱新報

【クラブニュース】石田、三井、吉田晃がコーチに変身!Jリーグ新人研修地域ボランティア活動の一環として、若手3人衆が高校生の指導に!

今日は名古屋市内の「テラスポ鶴舞」で行われた中部第一高校の練習に、石田凌太郎、三井大輝、吉田晃の3選手が新人研修の地域ボランティア活動の一環として、1日コーチを務めることに。

本日12月8日、昨季はコロナ禍において行えていなかったJリーグ新人研修地域ボランティア活動の一環として、石田凌太郎と三井大輝、吉田晃の3選手が、この冬の高校サッカー選手権全国大会に愛知県代表として出場する中部大学第一高校に、1日コーチとして指導を行なった。本来であれば街中のフラッグ設営などで行なっていたこのボランティアだが、昨年はコロナ禍の影響によって行なうことができず、今回は全国高校サッカー選手権の愛知県代表となった中部第一高校の監督がクラブOBの伊藤裕二さんであった縁もあり、若手たちによる特別トレーニングの実施と相成った。

パターンを変える時には大きな声と実演で盛り上げた石田凌太郎。このあたりから選手たちの緊張もほぐれていった感。

3選手が今回用意したのは名古屋のトップチームで行なっているメニューをアレンジしたもので、数種のパスコン、ボール回し、クロスシュートにシュートゲームという構成が1時間半の中に詰め込まれた。ピッチには伊藤監督やスタッフ、そしてサポートとして中部大学の堀尾郷介監督ら姿もあったが、基本的には3選手に一任された格好に。ホイッスルを持ち、ヘッドコーチ的に振る舞った石田は「最初のパスコンでグダってしまった」と頭をかいたが、未経験のトレーニングマネジメントにはなかなか苦労もあったようだ。

練習メニューをしっかりと進めていくGKチーム。三井の教え方は上手かった。

それでも何とかパスコンを乗り切ったのは情熱の賜物。明るいキャラクターの三井が選手たちの輪に入り、自らもボールを蹴りつつ大きな声で練習を盛り上げると、中部第一高の元気印、GKの下村駿季らが負けじと大きな声で呼応する。そこで少しずつリズムをつかんだ選手たちは、三角形のボール回しの際にはルール説明のあと、「まずはこれでやってみましょう、難しかったら変えます」と言うだけの余裕も持つようになっていた。三井はここからGKコーチとして個別の練習に入ったが、「ビルドアップより今日はシュートを止めるところにポイントを当ててやった」とテーマも明確に行ない、ランゲラックや武田洋平、渋谷飛翔ら先輩たちからのアドバイスもふんだんに盛り込んで母校のキーパーたちにレクチャーを続けていた。

エースストライカーの中嶋晃成にシュートの打ち方を質問され、丁寧に説明をする石田凌太郎。足の当てる場所、身体の向き、蹴り方から本当に細かく教えていた。

練習はその後シュートメニューに移り、そこでは3選手それぞれも実演を交えて選手たちへの指導を開始。「例えば石田とかはクロスをピンポイントで合わせたり」(伊藤監督)と、さすがプロと高校生たちを唸らせる技術の高さを、肌感覚で伝えもした。一通りのメニューを終えた後の自由時間では、石田凌太郎がエース中嶋晃成にシュートの打ち方を教えたり、三井大輝との勝負でゴールを決めた主力FWの早河恭哉が大はしゃぎしたりと、プロの技術と直接触れ合う機会が高校生たちに多いに刺激を与えた様子。キャプテン大嶽匠矢は「プロの選手たちの練習をやってみて、自分たちはミスばかりで。将来の夢はまだほど遠いなと思いました」と目を輝かせた。

ふと見ると吉田晃も選手たちと会話をかわしていた。しっかりと経験を伝えていたようだ。

3選手の自己評点は揃って100点。吉田晃だけは二人から酷評されていたが、高校生たちが「あの人良い人だな」と呟いていたのを筆者は聞いた。この中では唯一の高体連出身の選手だけに、「けっこう共感できることもあって。自分もこんなんだったな、と思い出せました。また一から頑張っていこうと思えました」と笑顔を浮かべた。彼らの奮闘ぶりは観ていても非常に好感が持てるもので、ホームタウンである愛知県の高校選手権代表校に良い刺激を与えられるという点でもその意義、価値はとても高いと感じた。来季以降の開催は未定だが、また来年末に機会があれば、と思える良いイベント、ボランティア活動だったと思う。

reported by 今井雄一朗

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ