赤鯱新報

【2021年赤鯱新報的MVP】稲垣祥「一生に一度あるかないかの経験をしている。この“今”を大事にしたい」part2

part1はこちら

part2.得点で「上積みされた」自分の評価

Q:その点で言えば、試合結果のコントロールという部分はどうでしょうか。負けを引き分け、勝ちに、引き分けを勝ちに持ち込む、というような。

「そこに関しては、だいたいは先制されたりとか、というところだと思います。そこには足りないところがあったと思うし、シーズンを通して。引き分けの試合をどう勝ちに持っていくかとか…いや、そっちの方が難しいかな。同点の試合を勝ちに持っていく方の捉え方のほうが、変に勝ち急いでは負けるものだし、引き分けを良しとする試合もシーズンの中にはいくつも出てくるものなので。そこの捉え方は難しいです。負けている時のギアチェンジの仕方は物足りなさを感じていますし、なかなかチームとしてはそこを構築できなかった分、個人でどうにか、という部分が多かったと思うんです」

(残り 4535文字/全文: 4903文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ