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赤鯱新報

【2022新体制発表会】小西工己社長、清水克洋専務のコメント

会の最初に挨拶をした小西工己社長。「我々は再びあの舞台に立ち、アジアの頂を目指さなければいけないと、強く思っています」と意思表示。

○小西工己社長
「みなさんこんにちは。名古屋グランパスの小西でございます。本日はこのようにたくさんの方に豊田スタジアムまでお運びいただきました。まことにありがとうございます。さて、名古屋グランパスの2022年のシーズンがスタートしました。今シーズンのスタートを告げる新体制発表会をこうしてグランパスファミリーの皆さんとともに、こうして迎えることができて非常に嬉しく思っております。昨シーズン、念願だった一つのタイトルがクラブの歴史に加わりました。皆様とともに勝ち取った4つ目の星、スタジアムを包んだ皆様からの温かい拍手や手拍子は、選手たちの背中を力強く押してくださいました。そして9年ぶりのアジアの舞台、過酷な環境下での戦いは新たな経験と自信を与えてくれましたが、それと同時に非常に悔しい思いもしました。我々は再びあの舞台に立ち、アジアの頂を目指さなければいけないと、強く思っています。昨シーズンのホームゲームには23万人近い皆様方にご来場いただきました。コロナ禍で様々な制限が課された中ではありましたが、2年連続でJリーグ最多の入場者数を記録することができました。多くの方にご来場いただきましたこと、安心、安全な試合運営にご協力いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

迎えた2022年シーズン、名古屋グランパスにとってはクラブ30周年という特別なシーズンとなります。この30年間、グランパスファミリーの皆さんをはじめ、パートナー企業の皆様、各自治体の皆様、ホームタウンの皆様など、クラブは多くの方々に支えられながら、歩んでまいりました。改めまして、グランパスにかかわるすべての皆様に、この場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございます。30周年を記念したクラブの取り組みにつきましては、後ほど専務の清水よりご紹介させていただきます。

小西工己社長は今季のチームスローガンを発表。『未来へ』というシンプルなスローガンには、強い意志と多くの想いが込められている。

それではクラブ30周年を迎える、今シーズンのスローガンをご紹介します。『未来へ』。数多の壁が行く手を立ちはだかった昨シーズン。“超え”続けた末に、11年ぶりの栄冠を勝ち獲った。栄光と挫折を繰り返し、たどり着いた30年目。新たな星を胸に刻むべく、前へと進む。グランパスファミリーの皆さまと共に紡いできた伝統と誇りを継承し、光り輝く未来への道をともに切り拓こう。こうした強い願いを込めて、スローガンを『未来へ』とさせていただきました。今シーズン、チームは新たに長谷川健太監督を迎えます。Jリーグでも屈指の実績を持つ長谷川監督であれば、アグレッシブかつダイナミック、そしてグランパスファミリーの皆様を熱くさせる、熱量をもったチームを作り上げてくれるものと確信しております。新たな選手たちも加わり、昨シーズン届かなかったリーグタイトルはもちろん、すべての大会においてタイトルを目指して闘っていきたいと思います。

さて、シーズンを戦う選手たちが身にまとうユニフォーム。今シーズン、新たなユニフォームパートナーに加わったいただきました。興和株式会社さんです。初めてパンツの右後ろのパートナーとなっていただきました。また、昨シーズンは胸に『GR ヤリス』をいただき戦いましたが、今シーズンは『GR 86』となります。後ほど新加入選手たちが新しいユニフォームをまとって登場してくれますが、こちらにもぜひご注目いただければと思います。2022年シーズンの開幕は約1ヵ月後となります。新型コロナウイルスの影響が続く中ではありますが、サッカーのある日常が皆様方の生活を彩り、皆様方の笑顔につながることを、心より願っております。名古屋グランパスが強く、魅力的なチームであるために、街一番のクラブであるために。我々は歩みを止めず、進化し続けていきたいと思います。今年もよろしくお願いします」

チーム30周年記念事業について説明する清水克洋専務。この日は秋の予定している記念試合など四つの事業について語った。

○清水克洋専務
「グランパスファミリーの皆さんこんにちは。清水でございます。2022年、名古屋グランパスはクラブ30周年を迎えます。1992年5月にチームが始動してから、30年の節目となる今シーズン、スタジアムの内外で行なっていく30周年事業について私から説明させていただきます。

30周年記念事業のテーマは、『紡いだ歴史と新たな未来』です。1995年と99年の天皇杯優勝、2010年J1リーグの優勝、2016年J2リーグ降格と翌年、2017年のJ1リーグ復帰。そして記憶に新しい、2021シーズンでのルヴァンカップ優勝。皆様と喜び、笑い、時には悔しい思いをしながら分かち合ってきた数々の思い出は決して色褪せることはありません。紡いできたこれまでの歴史を振り返るとともに、この2022年が、これからの未来を彩る新たな物語のスタートとなりますように。そんな想いを『紡いだ歴史と新たな未来』というテーマに込めてさせていただいております。30周年記念事業の取り組みとして、」本日はまずは4つの企画をご紹介させていただきます。

一つ目は、30周年記念試合です。恒例となった夏のイベント『鯱の大祭典』に続く秋ごろの日程を予定しています。公式戦ホームゲームにおいて、30周年記念試合と銘打って、冠イベントを行ないたいと思います。この試合においては選手たちが30周年記念ユニフォームを身にまとって試合に挑みます。試合の日程、ユニフォームのデザインなどは決定次第発表しますので、ぜひご期待ください。

二つ目に、スタジアムに加えて、ホームタウン各所での30周年仕様のノボリなどをはじめとした、シティドレッシング。それから30周年記念イベントを行なっていきたいと思います。イベントにおいてはホームタウンの自治体、団体様ともご一緒しながら、特に昨年から連携している名古屋市交通局様の100周年や、名古屋港水族館様の30周年や、同じタイミングで記念すべき時を刻む皆様とコラボレーションをしていきたいと思います。

三つ目の取り組みは『こどもスマイルプロジェクト』です。この2年間、未曽有のコロナ禍で子どもたちもたくさんの制限、制約がある中で過ごしてきました。ホームタウンの子どもたちに少しでも笑顔になっていただける機会をお届けしたい。プロジェクトにおいては参加者1万人の規模で、幼稚園、保育園、小学校でのサッカーキャラバンを行ない、参加した子どもたちにプロジェクト記念Tシャツを配る活動を行なってまいります。また、愛知県の子どもたちとグランパスOBが対決するスペシャルドリームマッチの開催なども検討してまいりたいと考えております。

最後に四つ目は、SDGs活動へよりいっそう積極的に参加していきます。その中でも本日は、グランパスSDGsアカデミーについて、もう少し詳しくご紹介をさせていただきたいと思います。グランパスSDGsアカデミーは、名古屋グランパスU-18アカデミー選手と、企業、自治体の皆様とが連携し、世代や立場を超えて持続可能な地域つくりを行なっていくことを目指して、昨年の8月にスタートしました。プロジェクトを共に創る、“共創”パートナーとしてご参画いただいた日本財団海と日本プロジェクト愛知県実行委員会さま、ミズノ株式会社さま、そして自治体からご参画いただきました名古屋市環境局さまと、一緒に活動を行なってまいりました。U-18の選手たち自らがどう活動するかを考え、パートナーの皆様と議論し、企画をするところからスタートしております。JリーグのクラブでもU-18と企業、自治体の共創を通してSDGsアクションを作っていく活動というのは初めての取り組みということになります。その最初の具体的な活動として、来週1月23日には史上初の『サッカー×プロギング』のプロトタイプイベントを企画し、名古屋市内でイベントを実施します。プロギングとはジョギングをしながらごみを拾う、新しいSDGsフィットネスです。スウェーデン語で『拾う』を意味する『plocka upp』という言葉、そこに英語のジョギングを加えた造語で、プロギングという活動になります。共創セッションを重ねる中で、せっかくならば楽しくSDGsにかかわることができ、かつ参加する方々の健康増進につながるようなスポーツという要素もある活動にできれば、ということで議論をしていく中でこうした活動にたどり着きました。今回はさらにこのプロギングにサッカーの要素を加え、グランパスSDGsアカデミーらしい活動につなげていきたいと思います。なかなか普段お会いできない企業の方であったり、いろいろな世代の方々と話をさせていただくこと自体、本当に素晴らしい機会だと思います。

今回のU-18選手たちによる企画から実行までのチャレンジを経て、今年についてはこの最初の企画をしっかり育てて、またさらに新しい取り組みにもチャレンジしていく。SDGsアカデミーとしてより本格的な活動にシフトしていきたいと思っています。SDGsアカデミーの活動を通してクラブとアカデミーの選手たち、ご賛同いただく企業様、自治体の皆様。それぞれの得意分野を持ち寄って、社会に新しいアクションを起こし、メッセージを届けたいと思っています。グランパスの次世代とともに未来をつくる、さらに新しいパートナーをお待ちしています。

本日ご紹介した四つの取り組みのみならず、シーズンを通じてグランパスファミリーの皆様と一緒に、30周年記念事業に取り組んでまいりたいと思っています。クラブ30周年をきっかけとして、ファミリーの皆さんとより深く広く、心でつながっていきたい。たくさんの皆様との絆を深めていきたいと思っています。ぜひ、今シーズンも皆様と一緒に、グランパスの新しい物語をつくっていきましょう」

reported by 今井雄一朗

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