【赤鯱短信】組み合わせの妙は無限大。今季の名古屋のアタッキングユニット考。
リーグ開幕戦とルヴァンカップ開幕戦とで大きく前線の顔触れを入れ替えて戦った名古屋グランパスだが、その両ユニットが異なる戦い方を見せたことで膨らむのが、今後のハイブリッド布陣だ。今回はターンオーバーという形をとって組まれたグループも、それがいわゆる“1軍”と“2軍”を意味するものではなく、コンディション的にもギリギリの調整の中で選ばれたシーズン初戦のメンバーとそれ以外のメンバーの入れ替えと見るのが妥当なところ。つまり体調も揃ってくる今後はもっと競争原理に基づいた選手選考が用いられると予想され、もっと柔軟で状況に応じた組み合わせが見られることになると思うのである。その最大のホットゾーンが、前線であることは間違いない。
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