赤鯱新報

【広島vs名古屋】レビュー:“完敗”に見えたチームの強みの表裏。今はまだ、負けから得るものもまた多し。

■YBCルヴァンカップ 第2節
3月2日(水)広島 2-0 名古屋(19:00KICK OFF/Eスタ/1,870人)
得点者:44’満田誠(広島)87’ジュニオール サントス(広島)
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「今日は完敗です」。潔く指揮官が認めた敗戦に、少しの異論もない。広島の理想をそのまま受け入れ、終始相手のペースに付き合いながら90分間を過ごした。持ち味が出せた時間もあったが、出せなかった時間に比べれば微々たるもので、前後半のそれぞれ終了間際に後味の悪い失点を献上し、負けた。「最後は焦ってしまい、最後までやりきることができなかった」とは、あるいは長谷川健太監督にとっては最も気になった箇所だったのかもしれない。この日の名古屋はまるで“オールアウト”することも、させてもらうこともできなかったのだ。

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