赤鯱新報

【川崎Fvs名古屋】レビュー:出し切ることは叶わず、ただ善戦の要素もふんだんに。王者との差を痛感し、名古屋は次なるステップへ。

■明治安田生命J1リーグ 第4節
3月12日(土)川崎F 1-0 名古屋(17:03KICK OFF/等々力/18,114人)
得点者:25’マルシーニョ(川崎F)
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「すべてをぶつけられた」かと言えば、答えはやはりノーだろう。最少失点に川崎の猛攻を抑え、終盤には素晴らしく食い下がった。だが、1-0の点差ほど彼我の差は小さくはない。絶対王者といってもいい存在の相手ですら今季は少し苦戦もし、「もっと向上していける。限界はない。もっと自分も周りにも要求していきたい」(谷口彰悟)と意気込んで臨んだ一戦に、未だ修行中の身である名古屋は実力差をこれでもかと見せつけられた。だからこそ1-0の善戦には価値も見出せるが、それはどのスタンスをとって話をするかにもより、この敗戦の意味を図り難くもする。良く戦った、だけではいけない。だが、良く戦ったことも事実だ。

名古屋は果敢に打って出た。

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