赤鯱新報

【鹿島vs名古屋】レビュー:よく耐え、よくしのぎ、魂見せたスコアレスドロー。課題はいまだ山積も、突破口は見え始めたか。

■明治安田生命J1リーグ 第9節
4月17日(日)鹿島 0-0 名古屋(15:03KICK OFF/カシマ/11,410人)
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自分たちの足元を見つめ直す契機となっているのならば、この勝点1の価値も上がろうというものだ。勝てば首位奪取も為せた鹿島の本拠地で、闘争心むき出しに戦った90分間には選手たちの表情も様々。無失点に抑え込んだのだから守備陣には手応えも強く、ランゲラックは3バックの出来について絶賛もしていた。シュート5本に終えた攻撃陣にはまだまだ立て直すべき点も多くはなるが、敵地での引き分けをポジティブに捉えることは悪いことではない。満足も納得もしていないのは当然でも、失点も、負けもしなかったことに進歩はあった。

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