【名古屋vsC大阪】レビュー:準備と対応、その両面で勝ち取った7試合ぶりの勝点3。名古屋は今ようやく整った。
■明治安田生命J1リーグ 第13節
5月14日(土)名古屋 1-0 C大阪(14:03KICK OFF/豊田ス/17,129人)
得点者:6’仙頭啓矢(名古屋)
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勝つための努力が、準備が、ようやく結実した。第13節でリーグ3勝目はなかなかに難しい状況であり、取材に応じる選手たちも手放しでこの1勝を喜ぶことはできずとも、やはり7試合ぶりの勝点3の味に頬は緩んだ。試合前にはクラブの30周年を祝う豪華なレジェンドマッチも開催され、チームの歴史を紡いできた“先輩”たちが見守るゲームでもあった。そこで現在進行形の名古屋グランパスの勝利を見せられたことは、何かしらの意味と、そして一つのきっかけとなる価値も見出せる。何より、貫いてきたスタイルで奪った勝利がチームにもたらす力は計り知れない。
用意周到にして臨機応変。名古屋のサッカーの質はその深度を増しつつあるようだ。
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