赤鯱新報

【広島vs名古屋】レビュー: 掛け違いに支配された0-1の惜敗。不完全燃焼の90分から見出す、名古屋の次のアプローチはどこに。

■明治安田生命J1リーグ 第16節
5月28日(土)広島 1-0 名古屋(14:03KICK OFF/Eスタ/9,937人)
得点者:58’野津田岳人(広島)
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1-0のスコアが示すように、為す術なく敗れたわけではなかったが、だからこそ突き抜けきれない不完全燃焼の感は強くもなった。選手たちの声を聴いても、相馬勇紀が言うところの“掛け違い”の感覚が言葉のチョイスに表れる。煮え切らない敗戦。連勝は止まり、さらに順位を上げることもかなわず、戦力がまた削られる可能性も浮上した。収支のマイナス分は思ったよりも多い。あるいは負けた事実よりも、今後への影響の方が大きな戦いになるやもしれない。

アクシデントから始まったような戦いだった。

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