【名古屋vs同志社大】長谷川健太監督記者会見コメント「初戦を勝つことができて非常に良かったと思いますし、たくさんのファミリーの方々が応援に来てくださったことに本当に感謝したいと思います」
■天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権2回戦
6月1日（水）名古屋 2-0 同志社大（19:00KICK OFF/パロマ瑞穂ラ/3,909人）
得点者：46’阿部浩之（名古屋）88’マテウスカストロ（名古屋）
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○長谷川健太監督
「初戦を勝つことができて非常に良かったと思いますし、たくさんのファミリーの方々が応援に来てくださったことに本当に感謝したいと思います。また次の試合に向けてしっかりと準備をしていきたいと思っています」
Q:ダイナミックな展開が続き、危ない場面もあった前半でしたが、相手の力を実際にどう感じ、どう修正していったのでしょうか。
「思った以上に同志社大はアグレッシブに戦ってきました。ピッチ状況もあったと思いますが、ボランチというかアンカー脇にひとり立たせてきて、10番の横に33番でしたかね、そこで行ってこいの展開になり、そこに仙頭がなかなか絞り切れずに左サイドからのクロスを上げられたところでフリーで打たれるシーンが前半何度かありました。後半はダブルボランチにして、攻撃の狙いとしてはやっぱりサイドからというところだったので、1点目を阿部が良い形で仕留めてくれたので、良かったなと思います。その後は非常に激しい展開が続く中で、吉田晃ふくめ初出場や、若い選手たちもチームとしてやってくれましたし、金崎もキャプテンとしてチームをまとめてくれました。そうしたベテランの選手が要所で戦ってくれたのも大きかったと思います」
Q:前半は縦への速い展開を強調していたように思えましたが、何か狙いを持っての攻撃だったのでしょうか。
「いや、ピッチ状況が少し固めのグラウンドでしたので、ボールが両チームとも落ち着かない展開が続いたのかなと思います。あえてそういう戦いを挑んだということはないです」
Q:選手のやりくりも難しい中での試合でしたが、その点で上手くいった部分は？
「ある程度週末の試合も頭に入れながらというところでしたが、天皇杯の初戦もしっかり勝たなければいけないということで。吉田晃が90分を通してしっかりとプレーしてくれたというのが大きかったと思っています。メンバーに入るのも初めての選手で、もちろん先発で試合に出るのも初めての選手でしたので、初めは少し落ち着きもなかったと思いますが、尻上がりに自信をもってプレーしてくれたというのが、上手く回すことのできた大きなポイントだったと思います。晃がしっかりプレーしてくれたということは大きかったと思いますし、チアゴも少しケガを抱えながらというところでしたが、本当にしっかりプレーしてくれました。吉田とチアゴがしっかりプレーしてくれたのは大きかったところでした」
Q:後半で相手の出鼻をくじいてくれたベテランの選手たちへの評価は。
「コンディション調整は難しいと思うんですよね、試合に出たり、メンバーに入ったり入らなかったりという中で、本当に率先してトレーニングをしてくれますし、今日の試合のようにしっかり結果を出してくれる。本当に頼もしい存在だったと思っています。彼らのプレーに関して感謝したい、評価したいと思っています」
Q:試合前にもお聞きしましたが、名古屋市内での初の試合における雰囲気や勝利については。
「天皇杯の2回戦でこれだけのお客さんが来てくれることはなかなかないと思います。平日の夜にもかかわらず、たくさんのサポーター、ファミリーの方々が来てくれたことには感謝したいですし、やはり名古屋の、グランパスの人気という点でも『聖地瑞穂』という横断幕もありましたが、こういう昔ながらの競技場、スタジアムで試合ができて、そこで勝ったというのは、嬉しい勝利だったと思っています」
reported by 今井雄一朗 