武田洋平「ピッチは水も撒いてなくて蹴ってくる相手で、みんな考えながらの試合でした」石田凌太郎「何だかんだプロになって初めてのスタメンだったので、やってやらないといけない、という気持ちは強かった」【名古屋vs同志社大】試合後の選手コメント

2022年06月01日 23時09分　
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■天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権2回戦
6月1日（水）名古屋 2-0 同志社大（19:00KICK OFF/パロマ瑞穂ラ/3,909人）
得点者：46’阿部浩之（名古屋）88’マテウスカストロ（名古屋）
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○武田洋平選手
Q:前半は危ない場面もありましたが、試合を通した印象は。
「前半はそうすね、危なかったけど、まあとりあえずゼロで終われてよかったし、ピッチは水も撒いてなくて蹴ってくる相手で、みんな考えながらの試合でした。それは仕方ないと思うんだけど、点は取れなかったけどゼロで終われた前半は、コーナーキックが取れてなかったのがね、こっちが。そういう場面、クロスを上げられる場面が作れればとは思っていたんですが、という感じですね」

Q:このメンバー構成では守備の連係もやりながらという面があったと思います。
「うん、そうですね。だから監督もとにかく声を出して連動してやろうということは言っていました」

Q:前半は特にサイドの崩され方が怖かったところがありました。直そうと思ってはやっていたのでしょうか。
「うん、直そうというか、すり合わせてやっていこうという感じですかね。慌てずにやっていこうという感じで、学とかも言っていたし」

Q:吉田晃選手、チアゴ選手のケアもDFラインとしては気を遣う部分だったのでは。
「まあ、そこは一応(苦笑)」

Q:後半は得点も早々にありましたし、落ち着いてやれたのでしょうか。
「まあそうすね、点も取ってくれたし、落ち着いた感じではあったかな。本当にこの試合はとりあえず結果で、勝てて良かったです」

Q:ご自身もフル出場はなかなか多くなかったところもありました。
「90分通して集中しないといけないから、そのあたりの感覚としてはちょっと疲れたけど、次につなげて行ければなという感じですかね」

Q:勘が戻ってきた感じもあるのでしょうか。
「まあ、だいたいは。でも何だろう、そんなに。失点もしていないし、そんなに悪い方に転んでないから、まだ自分がそんなにプレーする場面もそんなに多くないこともあるし。リアクションだけど、自分に来たら、もっと畳みかけられたとしたら、どうなるかなというのは、やっていくうちにという感じですよ」

Q:ビルドアップで高い位置取りをするのは相変わらずですし、そこも周りがうまく使ってくれるともっと良いですよね。
「ま、今日はピッチが乾いていたからやりにくかったし、後ろの選手はやりにくかったと思う。今日はこんなもんでしょう」

○石田凌太郎選手
Q:難しいピッチと難しい相手でした。
「何だかんだプロになって初めてのスタメンだったので、やってやらないといけない、という気持ちは強かったですけど。昨日もこのピッチで練習しましたが、昨日ともまた違ったピッチコンディションだったので、感覚をつかむのに必死で時間がかかってしまったところもありました。監督から与えられたタスクをやりきれたかといえば、そうではないので。またここからメンバー入りに向けて必死になってやるしかないと思います」

Q:前半は自分が上がったところの裏を使われることも多かったです。そのバランス取りについては。
「攻撃に関しては行け、としか言われてなかったので。獲られたら戻る、というだけで。そうすることがウイングバックには求められているので、やっていたことについては特に問題はなかったと思いますけど、最後の仕事がなかなかできなかった部分にかんしては、反省しないといけないです」

Q:シンプルに裏を狙う攻撃も多かったですが、ピッチも考慮してというところでしょうか。
「やっぱりあのピッチコンディションではつないで引っかかるのも怖かったので。ある程度は選手みんなが割り切ってやっていましたし、あとは本当にサイドで違いを作れたらなとは思いましたね。今日は課題だらけでした」

Q:石田選手のスローインからチャンスを生むことも多かった気がしますが。
「そうですね、投げられるのも自分の強みですし、あそこではがせたらチャンスだとも思っていました。阿部くんとも夢生くんともそれは話していたので、あれに関しては点数をつけても良いのかなと思いますけど、本当に今日は評価できないくらいだと僕の中では思っているので。やるしかないです」

Q:後半にポジションが中になってから、もっと持ち味が出せるようになった印象もありますが。
「そうですね、後半はフォーメーションも変わって今までやらせてもらっていたポジションになって、やっぱり前でのプレーの方がやりやすさは少し感じました。でも自分としてはどこでもやれるのが強身だと思っているので、あそこで得点もなくて、シュートも打てなかったので、監督の起用に応えられなかったのは自分の責任です。もう迷いなくやるしかないかなと思います」

Q:こういう試合は勝つことがまずは重要です。
「そうですね、あのピッチコンディションだったので、まずは勝つことだけを考えればよかったんですが、次にすぐルヴァンカップが来るので、僕はまず結果が残せなかった分、練習で監督に評価してもらって。もう1回メンバーに食い込んでいけたらなと思います」

reported by 今井雄一朗