赤鯱新報

【クラブニュース】今年の記念ユニフォームは懐かしの95年モデルがモチーフに。「鯱の大祭典」「大名古屋展2022」合同記者発表会レポート

選手だけでなく、小西工己社長、池内光社長、杉野みどり副市長とのフォトセッションも。

本日6月6日、名古屋能楽堂において名古屋グランパスの夏の風物詩「鯱の大祭典」と「大名古屋展2022」の合同記者発表会が行われ、名古屋からは小西工己社長、稲垣祥、東ジョン、そして特別バージョンの金鯱グランパスくんが出席。3度目の開催となる夏の一大祭典に向け、記念ユニフォームのお披露目などを行なった。稲垣は95年天皇杯優勝時のユニフォームをコンセプトとしたビームス社デザインの戦闘服に「ご覧の通り全身真っ赤なユニフォームなので、とてもエネルギッシュなところを感じます。さすがビームスさんだというおしゃれさもある」と笑顔。GKユニフォームのモデルとして登壇した東ジョンも「名古屋グランパスの偉大なる先輩たちの築かれた歴史を感じられる」と早くもお気に入りの様子だった。

「『鯱の大祭典』が名古屋を代表するお祭りとして皆様の笑顔の源になることを願っています」とあいさつした。

発表会の始めには小西社長があいさつし、「Jリーグも早いもので次節で折り返し。後半戦に向け長谷川健太監督のもとさらに熱くアグレッシブな試合を展開してほしい」と現状のチーム状態にも触れつつ「鯱の大祭典」について開催の意義や意気込みを語った。「2019年に始まって今年で3度目。この愛知からスポーツ、ファッション、エンターテインメントの力を発信していきたい」。それは連動して開催される「大名古屋展2022」の理念とも共通し、大テーマである「芸どころ」としての名古屋の発信を志すものでもあった。

グランパスくんとドアラの出番が終わると、舞台では名古屋フィルハーモニー交響楽団金管五重奏による演奏が行なわれた。

今回の企画では名古屋フィルハーモニー交響楽団金管五重奏による「大名古屋展ファンファーレ」の披露も行われたが、名古屋フィルとは鯱の大祭典としてのコラボも予定され、現在もスタジアムでのBGMなどを担当しているクアイフの内田旭彦との合同によるゴール時に流れる音楽が制作されるとのこと。8月6日の浦和戦、19日の磐田戦、27日のG大阪戦では記念ユニフォームだけでなく、できるだけ多くの“ゴールミュージック”が流れることにも期待したいところだ。

そのほか、金鯱グランパスと中日ドラゴンズのマスコット・ドアラによる大名古屋展コラボTシャツのPRやフォトセッションが、芸どころを象徴する能楽堂で繰り広げられた。昨年に引き続き「名古屋・愛知の人々が地元を誇りに思ってもらえるような機会」の創出に向けて始まった“夏のお祭り”。ぜひとも全力で楽しみたい。

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