赤鯱新報

稲垣祥「本当に充実した時間になりましたし、こういった時間を大切にしていきたいなと思いました」森下龍矢「何度でも子どもたちと触れ合う時間がつくれたらなと切に願っています」【学校訪問後の選手コメント】

稲垣祥
○稲垣祥選手
Q:子どもたちとの触れ合いはいかがでしたか。
「そうですね、改めて子どもたちって元気だな、というのと(笑)。もちろん僕が行って、僕が何か伝えたりしなきゃいけない立場ですけど、僕が何か刺激をもらっているという感じになってしまいますね」

Q:ホームタウンの子どもたちと触れ合う機会というのは?
「僕がグランパスに入ってから、なかなかこういう機会がなかったので。本当に充実した時間になりましたし、こういった時間を大切にしていきたいなと思いました」

Q:今日食べた30周年記念給食の中で気に入ったメニューは?
「ああ、何だろう…サラダは想像と違っておいしかったですね。『サラダが出るんだ』と思っていて、そうしたら生ではなくて少し茹でてある感じで、味付けもしっかりされていて、でも食感は生みたいにシャキシャキしていて。さすがだな、と。おいしかったです」

Q:メニューには「赤」の要素がふんだんにあったわけですが、テンションが上がるところも?
「はは(笑)。そうですね、そういった配慮というか、グランパスカラーを取り入れて、ということをしていただけるのは嬉しいことですし、よりグランパスの認知度につながっていけばいいと思います」

Q:小学校訪問でご自身の小学生時代を思い出したりもしましたか。
「すごくそこは。自分の小学校時代と比較しながらいろんなことを見ていました。校舎のつくりも全然違いますし、校庭の大きさも全然違いますし。いろんなことが違って新鮮で、楽しかったですね」

Q:小学校時代は休み時間はサッカーでしたか。
「そうですね。ゴールの奪い合いをしていたんですけど、スペースもそんなにないから奪い合ってという感じで。この学校だったら伸び伸びできるなって思いました。うらやましいですね」

Q:週末の試合に向けて元気をもらえたようなところも?
「そうです。そういった活力をもらえたところもありますし、改めて子どもたちの力を感じることができた機会になりました」

森下龍矢
○森下龍矢選手
Q:今回の子どもたちとの触れ合いはいかがでしたか。
「いやあ、心が洗われたといいますか(笑)。子どもたちのかわいい姿が見られて本当に良かったなと思います。これからも積極的にこういうことをしていって、また次も僕が来たら『また森下かよ』ってなるかもしれないですが(笑)。何度でも子どもたちと触れ合う時間がつくれたらなと切に願っています」

Q:今日の30周年記念給食の中で一番印象に残っているメニューは。
「あのスープがものすごくおいしくて。先ほどもおかわりをくださいって言ったんです。子どもたちも好きだったみたいで品切れになっていたみたいです(笑)」

Q:ご自身の小学生時代の給食と比べてみたりもしたんでしょうか。
「いやあ、すごく思い出しましたね。今日のスープにはみよし市産の柿のピューレが入っていたんです。僕は静岡県出身で、静岡県の黒はんぺんとか、そういうご当地のものが給食に出てくるのはすごく良いなって。今日もすごくおいしくいただきましたが、また静岡でも給食を食べたいなとも思いましたね」

Q:小学校の校舎に入るということ自体が久しぶりだと思いますが、そこ子どもたちと触れ合っての感想はいかがですか。
「いや、何かすごく昔を思い出しました。よく廊下で鬼ごっことかして先生に怒られていたなとか(苦笑)、そういう経験もすごくありましたし、何かワクワクしましたね。少年のような心を取り戻させてくれる場所だと思って、すごく良いなと思いました。やっぱりサッカーも、そういう少年の頃の『サッカーって楽しいんだ』という心がないと楽しめないと思うので、そういう良い心を取り戻させてくれた場所で、素敵な時間だったと思います」

Q:教室を回ってみての、生徒たちの反応はいかがでしたか。
「何か各学年ごとに色が全然違ったというか。今日はおしゃべりはダメだよ、と言われていたみたいで、それを遵守する子たちもいれば、『イエーイ、サッカー選手が来た!』って子たちもいて。すごく多様性があって面白いなと思いました。あとはコロナが終わった時に、みんなが思いっきり元気に楽しめるようになればいいと思います」

Q:現在、選手会長としてこういった活動には興味も強いと思いますが、今回の経験で自分の中に拡がりもできたのではないでしょうか。
「そうですね。僕自身、子どもが本当に好きで。僕が今までやってきたサッカーを通じて、子どもたちが一つのことに熱中したりとか、楽しいことを見つけるということを、僕もすごく伝えたいと言うと少し上から目線になってしまうかもしれませんが。そういう時間を子どもたちつくりたいなって思っていたので。今回は名古屋グランパス、チームの力を得てこういうことができましたが、僕がいち選手としてそういう時間を作れるようになるといいなって思いました」

reported by 今井雄一朗

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