赤鯱新報

【名古屋vs浦和】レビュー:今季最多得点で始まった真夏の“大祭典”。韋駄天の活躍は、チームのやるべきことも明確に示して。

■明治安田生命J1リーグ 第24節
8月6日(土)名古屋 3-0 浦和(19:03KICK OFF/豊田ス/33,005人)
得点者:27’重廣卓也(名古屋)45+5’マテウスカストロ(名古屋)64’永井謙佑(名古屋)
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やられた分はきっちり返す。まるでそう示し合わせたかのように、名古屋は躍動した。アウェイで0-3、ルヴァンカップで1-1、そしてホームで3-0。奇しくも長谷川健太監督は試合前、「1戦目より2戦目、2戦目の前半よりも後半」と力関係を挽回してきた手応えを語っていたが、その感触と好転を感じる流れをしっかりものにし、最高の形で借りを返した格好だ。「今日の内容は攻撃でも守備でもパーフェクトなパフォーマンスを出せた」。自らも追加点を仕留めたエースの言葉は、確かにと首肯するだけの説得力が備わっていた。

選手のモチベーションをかき立てる18人の構成だった。

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