秋田サッカーレポート

【J2第28節】ブラウブリッツ秋田 vs ザスパクサツ群馬 レビュー「押し出す」

 

J2第28節。秋田はホームで群馬に1-0で競り勝った。ハードワークする群馬にボールを持たれる時間もあったが、チームが連動する粘り強い守備で決定的なチャンスを作らせず無失点でしのぐ。迎えた後半AT、左CKのこぼれ球を飯尾がねじ込み、これが決勝点に。粘り強く、泥臭く、相手に食い下がってもぎ取った。これぞ秋田らしさという勝ち点3だった。

第10節の(4/25)の水戸戦以来、4ヶ月ぶりとなるホームでの勝利。そして後半戦に入って初勝利でもある。スタジアム全体が笑顔と拍手で包まれた。やはりホームでの勝利は格別だ。

カバーリングに徹して守備を支えた輪笠は試合後、次のように話している。

「ホームで勝ててないのはすごく悔しいとチームとして思っていたし、ホームで勝てれば流れが変えられるかなと思っていた。ホームで、どういう内容でも勝ちたいという思いをみんなが表現できた」

この試合を通して秋田は前向きでボールを奪い、いい流れを作った。さらに前半には少ないながらも決定機があった。結果として勝てたが「失点せず、少ないチャンスを決め切る」ために、さらに質を高めていきたい。

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