秋田サッカーレポート

【J2第40節】ブラウブリッツ秋田 vs ヴァンフォーレ甲府 プレビュー「球際」

 

J2第40節。秋田はホームで甲府と対戦する。11/20の磐田vs長崎(2△2)、岡山vs京都(0△0)の結果によって京都のJ1昇格は決まらず、甲府にも一縷の望みが残った。状況としては秋田が勝つか引き分けで京都のJ1昇格が決まる。甲府としては勝つ以外に道はない。どのような形であれゴールを狙い、身体を投げ出してゴールを守ってくるはずだ。

 

第39節終了時の両チームの成績
秋田 13位 勝点47 11勝14分14敗 39得点45失点(-6)
甲府 4位 勝点73 21勝10分8敗 59得点35失点(+24)

秋田は前節、アウェイで京都に敗れた。積み上げてきた球際で優位に立たれ、チームが目指すべき基準を突き付けられたという点で、大いに貴重な一戦となった。だからこそ、その敗戦から何を学び、どのように次の試合に結びつけるかが重要になる。ここまで目の前の1試合1試合を全力で臨んできた秋田ではあるが、最終節までの3試合がもつ意味合いはひときわ大きくなった。

おそらく多くの甲府サポーターがソユースタジアムに足を運ぶだろう。奇しくも秋田は今節からフラッグやタオルを振り回しての応援が可能になった。まだ声は出せない。それでもチームを後押しする方法が増え、応援合戦はさらなる熱を帯びる。

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