【J2第41節】ブラウブリッツ秋田 vs 東京ヴェルディ プレビュー「球際」
J2第41節。秋田はホーム最終戦で東京Vと対戦する。いち早くボールを前線に運ぶ秋田に対し、細かくパスをつなぐ東京V。志向するサッカーは両極端だが、勝負のポイントは球際になるだろう。秋田は自らの強みを地元サポーターの前で披露したい。
秋田 | 13位 | 勝点47 | 11勝14分15敗 | 39得点47失点(-8) |
東京V | 12位 | 勝点52 | 14勝10分16敗 | 55得点65失点(-10) |
東京Vとの前回対戦(第16節、3●1)について、飯尾が「かなり相手にボールを動かされて、守備も攻撃もかなり後手を踏んだようなゲーム展開苦しいゲーム展開だった」と振り返るように、秋田が中村の泥臭いゴールで先制に成功したものの、そこからは東京Vの試合になった。
東京Vはパスをつなぐサッカーを変えず、その上で秋田に対して球際で戦う姿勢を明確にした。秋田がボールを奪っても、前線からのプレスでロングボールの出口を作らせず。ボール保持時はパスをつないで秋田を徹底的に揺さぶり、ボールの奪いどころも与えなかった。
東京Vは9月に監督交代があったが、おそらく秋田に対して同様の姿勢で向かってくるはずだ。秋田は前節、甲府とホームで戦い0-2で敗れた。京都戦に比べて甲府戦では球際の戦いに改善が見られた。それでも試合を通して優位に立てたとは言い難い。だからこそ秋田は球際の競り合いで負けないことが絶対条件になる。
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