フットボール・ダウンアンダー

フットボール・ダウンアンダーとは

ダウンアンダー(Down Under)とは、豪州(オーストラリア)の別称。かつて宗主国であった大英帝国の流刑地だった豪州は、欧州から見れば、地図上でも最果てに表示される、まさに「ダウンアンダー」なのだ。

その豪州、地政学的にはオセアニアに含まれるが、こと、フットボールの世界においては、AFC転籍以来、“アジアの異端”としてその存在感を発揮してきた。近年は、選手の移籍やACLでの対戦などで交流もますます盛んになってきているが、あの本田圭佑がメルボルン・ビクトリーに移籍したことで、その注目もさらに高まった。

これまで、豪州フットボール事情の発信というニッチを何とか守ってきたが、これを機に、ダウンアンダーの地で何が起きているのかをもっと多くの人に知ってもらいたいとの思いで、豪州フットボール事情を定期的に届ける媒体の創刊を決意した。

今よりも少しでも多くの人に筆者が愛する豪州と、そこに暮らす愛すべきオージーの素晴らしさを、その地のフットボールというフェーズを通じて知ってもらえるならば望外の喜びである。

フットボール・ダウンアンダー 主筆 タカ植松

 

執筆者
タカ植松/植松久隆(ライター)
1974年生まれ。福岡県出身。豪州ブリスベン、日本(東京・沼津)のマルチ拠点で活動中。成蹊大文学部卒業後、一般企業勤務を経て、2003年に渡豪。現地邦字紙・日豪プレスに勤務のかたわら、スポーツを主とした豪州事情の執筆を始める。一時帰国を経て、06年に再渡豪後、フリーランスとしての活動を本格化。自称“豪州番記者”として、豪州フットボール事情を日本に発信するニッチな役回りを地道にこなしてきた。日豪プレスの連載コラム「日豪フットボール新時代」は、連載累計200回を超えた。日本での豪州事情を発信する場を作るべく活動中で、今回の創刊はその一環であり、第一歩である。

« 次の記事

ページ先頭へ