バスケットボール・クラッチ

「比江島慎、ブレックスに加入!」というニュースを受けて、昨年7月の入団会見を振り返る。「コラム」

 海外挑戦を経て、ブレックスに復帰となった比江島慎。一度もブレックスの選手として試合に出場しないまま海外に行ってしまったため、「復帰」と言われてもあまりピンとこないかもしれない。そこで、いま一度、これまでの経緯を振り返ってみたいと思う。

昨シーズンB.LEAGUE  MVPを獲得した比江島慎が、ブレックスに移籍するというニュースが飛び込んで来たのは、昨年7月19日のことだった。翌日には宇都宮市のオリオンスクエアで、大々的に公開入団会見が行われた。その際、ブレックスの鎌田社長は、「大学4年生の時にも声を掛けていた」という事実とともに、選手との交渉が開始できる年明けから交渉文書を送り、その後も数回にわたりコンタクトを取っていたことを明かした。

この入団会見で、比江島はこう語っていた。

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