バスケットボール・クラッチ

ブレックス安齋竜三HC「CSに向けての戦い方を想定して」(コラム)

レギュラーシーズンも残り20試合となった。これまでの40試合で得たものを、残りの20試合にどうつなげていくのか。また、戦列を離れていた選手が復帰した後の戦い方、選手の出し方については、どのように考えているのか。安齋竜三HCに聴いた。

 

貢献度がすごく高かった

22日、3日の千葉ジェッツとの2連戦では、さまざまな選手の活躍があった。その中でも特に注目したいのは、山崎稜と比江島慎の活躍である。

山崎については、以前、安齋竜三HCから「チームルールを守ろうとするなど、ディフェンスに対する意識がまだ足らない」というコメントがあった。一方で「そうした意識が出てくれば、もっとプレータイムが増える可能性がある」と話していた。

実際、体調不良から復帰した山崎に、安齋HCがつきっきりで個人練習を見ている姿も目にした。そうした中、山崎は千葉戦でアグレッシブなディフェンスを披露し、千葉のエース、富樫勇樹に思うようなプレーをさせないシーンも見られた。安齋HCもこう評価する。

「ディフェンスでプレッシャーを掛けるのは、かなりいいレベルまで来ていると思います。千葉との2試合もそこがあったからいいディフェンスの圧になりました。ザキ(山崎)に関しては、自分の仕事をちゃんとやってくれたなと思います。またそこにプラスアルファで、いいところで3ポイントシュートも決めてくれたので、勝った試合もザキの貢献度がすごく高かったと思います。ああいうディフェンスを持ち味としてやってほしいですね」

こうした評価は、プレータイムにも表れている。123日のサンロッカーズ渋谷戦では3分、25日、26日の川崎ブレイブサンダース戦は4分、翌日は1分半の出場と限られていたが、30日の秋田ノーザンハピネッツ戦では約17分、千葉との1戦目は1119秒、2戦目は14分半と徐々に増えている。さらに、29日の渋谷戦では20分以上の出場で8得点と、攻守での活躍も目立った。

 

         

 

意識しているのが分かる

一方、加入当社の比江島について、安齋HCは「ディフェンスでは声が出ないなど、まだできていないので、そこの意識は早く変えてほしい」とディフェンスの課題を口にしていた。

「彼は確かにいい選手だが、フィットしなかったら使うのをためらうこともあるかもしれない。今は、そこまでオフェンスに困っているわけではなく、プラスアルファが比江島という感じなので、ディフェンスでそれが崩れるのであれば…という思いもある」と語っていた。

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