バスケットボール・クラッチ

テーブス海「バスケットを愛するようになった原点」(インタビュー)

特別指定選手として1月14日にブレックスへの加入が発表されたテーブス海。入団会見の翌日に行われたSR渋谷戦でデビューすると、いきなり12得点の大活躍。その後も、試合に出るたび、パス、シュート、ドライブと見せ場を連発。今後の活躍に期待がふくらむ新戦力に、これまでのバスケット人生を振り返ってもらった。(文・藤井洋子/写真・山田壮司:高木翔子)

 

うまい選手とのマッチアップは楽しい

―デビュー戦となった115日のSR渋谷戦ではベンドラメ礼生選手、その後、A東京戦では安藤誓哉選手など代表クラスのガードとマッチアップしました。

礼生さんは代表で一緒にやっているので、すごさは分かっていました。プレースタイルも似ていると思うので、もし試合に出たら(やられないように)準備しておかなくては、と思っていました。

(安藤選手含め)日本の選手のレベルの高さはアメリカにいる頃から分かっていましたが、やっぱり、うまい選手とマッチアップするのは楽しいですね。自分がどこまでやれるのかチャレンジしようと思えるので。もちろん自分のマッチアップには負けたくないですけど、コートに入った時は自分のマッチアップよりも、チームの勝利のために自分が何かを加えられるかが大事だと思っています。

 

―試合に出る際、チームの先輩から何か声を掛けられましたか。

田臥(勇太)さんは、やる気が出るように声を掛けてくれたり、僕がベンチに戻ってくるたびに頭をポンポンと叩いて励ましてくれました。ハーフタイムの時には細かいバスケットの話もしてくれました。

2Q(クォーター)で僕が何回かリングにアタックした時には、フィニッシュせずにパスしたことについて、「相手にキックアウトのパスが読まれているから、後半、試合に出たらパスフェイクして自分で持っていけ」と言われ、その通りにやりました。

 

―試合前やハーフタイムのウォームアップの時など、ライアン・ロシタ―選手がつきっきりで話をしているシーンをよく見ますが。

彼はベテランですし、僕にいろいろと教えたい気持ちが強いみたいです。僕も習いたいと思っているのでとても助かります。僕は、日本語より英語の方が得意なので、何か知らないことがあったらライアンに聞いてます。上下関係を気にせず気軽に聞いたりできます。彼はバスケットの事をしゃべり出すと延々と止まらなくなってしまうんです(笑)。それを聞いているのは楽しいです。

 

 

―2月1、2日の三遠戦では、三遠の特別指定選手で現役高校生の河村勇輝選手とのマッチアップが注目されました。実際に対戦してみていかがでしたか。

なぜ、みんながこんなにざわついているかが分かりました。高校生なのに、すごく大人っぽいバスケットをしていました。若さどころか、ずっとプロでやっているような感じです。僕とは持ち味は違いますけど、僕の高校時代に比べたら100倍うまいんじゃないですか。バスケット選手としての理解やIQ、技術も高い。特にパスがすごくて、視野が広いですね。

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